栽培への思い届ける
2026年1月1週号
あわら市 長田農園 長田 奈津子さん
経営規模:水稲4㌶ 大根25㌃ すいか25㌃ メロン45㌃ トマト20㌃
「実直に作ることを大切にしています」と話すのは、あわら市北潟にある長田農園で夫の耕治さんと共同経営を担う長田奈津子さん(47)。東京都出身で、沖縄県の畜産農家でのアルバイトをきっかけに農業を志した。2007年に研修先だった長田農園に嫁いで以来、ハウスや露地で多品目の栽培に取り組んでいる。
就農当時は固定客の多くが親世代で「同年代のお客さんを増やしたい」との思いから、17年にブランド作りを開始。農園のロゴのほか、栽培する作物の旬と「誰が」「どのように」「どのような思いで」作っているかが分かるリーフレットも制作した。贈答品に同封したところ、受け取った人から「私も贈りたい」と新たな注文につながり、顧客層の広がりを実感しているという。
新規就農者へアドバイスを求められることもあるという長田さん。これから農業を志す人には「やりたい、必要だと思ったことは、たとえ誰かに何か言われても取り組んでほしい」とエールを送る。「体は後からついてくるので、力仕事が苦手でも心配はいりません。地域の人と日頃からコミュニケーションを取っておくと、いざという時に助けてくれますよ」と話してくれた。
写真:トマトは暑さで実割れしにくい「麗月」を導入。「4年目で、満足のいく出来になりました」と長田さん。
